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その他いろいろ

その他いろいろ調べたことについてここにまとめてみます。

目次


自動攻撃範囲について     

パッチ1.06でLongbowman (長弓兵)の自動攻撃範囲(autoattack range)が+4されたという記述をみてそのようなパラメータが あることにはじめて気づきましたので、調べてみました。
調べたところ自動攻撃範囲は基本的に射程が16以上の船と砲撃兵器以外のユニットにのみ設定されており、Longbowman (長弓兵)は20、それ以外はすべて16と設定されているようです。例外としてCoureur des Bois (クルール)(射程12)、Cree Coureur des Bois (クリー族のクルール)(射程12)、Aztec Eagle Warrior (アステカ イーグル戦士)(射程14)は最大射程以上の16が設定されているようです。
設定されているユニットはその範囲以内に、設定されていないユニットはそのユニットの最大射程(視界ではない点に注意)に敵が接近するとそのユニットに対して自動で攻撃を行うようです。
また、自動攻撃範囲は何らかの理由でそのユニットの最大射程が延びた場合でも、増えることはないようです。
例えば、大砲のように非常に長い射程が設定されているユニットには自動攻撃範囲のパラメータは設定されていないので、射程内に敵が入ると自動で攻撃することを実際に確認しました。
これまでYeomen (ヨーマン)をとって射程を26にしたLongbowman (長弓兵)が射程内の敵に自動で攻撃してくれなくて歯がゆい思いをしたことが良くあるのですが、このパラメータが16に設定されていたためだったようです。パッチ1.06でこれが20に伸びたLongbowman (長弓兵)は相当な強化がされたと見てよいでしょう。

Native American Treaties (先住民族の条約)について     

Native American Treaties (先住民族の条約)で得られるユニットについて調べてみました。
パッチ前は部族によって相当なばらつきがありましたが、ようやくパッチ1.05ですべての部族で総コスト600分のユニットが送られてくるようになりましたので、一部マップで理不尽な思いをすることが少なくなるのではないでしょうか。
個人的に気になった点は建物破壊能力に優れるイロコイのマンテレットが送られてこなくなった点でしょうか。早期Rで塔をマンテレットに割られた苦い思い出があるものですから・・・

部族名 ユニット コスト
Aztec Aztec Jaguar Warrior (アステカ ジャガー戦士)*6 食240、木360、計600
Carib Carib Blowgunner (カリブ吹矢兵)*6 食390、木210、計600
Cherokee Cherokee Rifleman (チェロキー ライフル銃兵)*5 食300、木300、計600
Comanche Comanche Horse Archer (コマンチ騎馬射手)*4 食280、木320、計600
Cree Cree Tracker (クリー追跡兵)*5 食200、木400、計600
Inca Incan Bolas Warrior (インカ投縄戦士)*6 食420、木180、計600
Iroquois Iroquois Tomahawk (イロコイ トマホーク)*6 食360、木240、計600
Lakota Lakota Axe Rider (ラコタ斧騎兵)*4 食160、木440、計600
Maya Maya Holcan Spearman (マヤ ホルカン槍兵)*4 食450、木150、計600
Nootka Nootka Clubman (ヌートカ棍棒兵)*6 食510、木90、計600
Seminole Seminole Sharktooth Bowman (セミノール鮫歯弓兵)*6 食450、木150、計600
Tupi Tupi Blackwood Archer (トゥピ ブラックウッド射手)*6 食300、木300、計600

参考までに昔(パッチ1.04)のデータも載せて起きます。赤(削除されたデータ)、青(増加したデータ)のデータがパッチ1.05で変更されたデータです。
部族名 ユニット コスト
Aztec Aztec Jaguar Warrior (アステカ ジャガー戦士)*6
Aztec Eagle Warrior (アステカ イーグル戦士)*4
食480、木520、計1000
Carib Carib Blowgunner (カリブ吹矢兵)*4 食260、木140、計400
Cherokee Cherokee Rifleman (チェロキー ライフル銃兵)*4 食240、木240、計480
Comanche Comanche Horse Archer (コマンチ騎馬射手)*4 食280、木320、計600
Cree Cree Tracker (クリー追跡兵)*4 食160、木320、計480
Inca Incan Huaminca (インカ神兵)*4
Incan Bolas Warrior (インカ投縄戦士)*4
食360、木520、計880
Iroquois Iroquois Mantlet (イロコイ マントレット)*2
Iroquois Tomahawk (イロコイ トマホーク)*4
食240、木260、金200、計700
Lakota Lakota Axe Rider (ラコタ斧騎兵)*4
Lakota Dog Soldier (ラコタ ドッグ ソルジャー)*2
食160、木440、計600+α*2(注)
Maya Medicine Man (祈祷師)*6
Maya Holcan Spearman (マヤ ホルカン槍兵)*4
食1500、木100、計1600
Nootka Nootka Clubman (ヌートカ棍棒兵)*4 食340、木60、計400
Seminole Seminole Sharktooth Bowman (セミノール鮫歯弓兵)*4 食300、木100、計400
Tupi Tupi Blackwood Archer (トゥピ ブラックウッド射手)*6 食300、木300、計600

注:Lakota Dog Soldier (ラコタ ドッグ ソルジャー)のコストは0に設定されていますが、実質一匹あたり300相当の価値はあるでしょう。

ユニットの回復について    

AOE3におけるユニットの回復について調べてみました。

回復方法 対象 回復量 備考
Priest (司祭)(注1)の特殊能力 歩兵、騎兵、砲撃兵器(注2) 合計400HPまで 特種能力を使用すると次に使用できるようになるまで120秒必要
Surgeon (軍医)の特殊能力 歩兵、騎兵、砲撃兵器(注2) 合計400HPまで 特種能力を使用すると次に使用できるようになるまで60秒必要
Field Hospital (野戦病院)の付近の1ユニット 歩兵、騎兵、砲撃兵器(注2) 静止時:15HP/秒、移動時3HP/秒 一つのField Hospital (野戦病院)は一度に一つのユニットしか回復できない
Dock ()の付近の1ユニット 静止時:10HP/秒、移動時2HP/秒(注3) 一つのDock ()は一度に一つの船しか回復できない
Explorer (探索者 Explorer (探索者 静止時のみ、最大HPの0.25%P/秒 倒れている時も同じ割合で回復する

注1:Imam (イマーム)、Missionary (宣教師)、Medicine Man (祈祷師)、フランスのExplorer (探索者)(Voyageur (ヴォイアジャー)のカードが必要)の特殊能力も同様
注2:Minuteman (民兵)を除く
注3:Advanced Dock (港のアップグレード

Explorer (探索者)の復活について    

HPが0になるとその場で倒れるExplorer (探索者)の復活条件(もちろん金100を払う方法は除く)について調べてみました。
Explorer (探索者)が復活する条件は以下の2つだと思われます。 初期状態のExplorer (探索者)の場合、最大HPは400なので1秒間に 400*0.25/100=1 だけHPが回復することになります。
つまり、倒れてから100秒待って、探険家の付近に味方のユニットを移動させればExplorer (探索者)は再び行動可能になります。

Explorer (探索者)の特種能力について    

以下の記事は豆知識の所にも書きましたが、一部は豆知識でもないような気がしたので、こちらにも書くことにしました。内容は全く同じです。

Explorer (探索者)には以下の特殊能力があります。


作成、破壊によって得られる経験値について    

ユニットや建物の作成、破壊によって得られる経験値について調べてみました。
一般に以下の法則が成り立つようです。

タイプ 作成 破壊
ユニット(以下の例外を除く) 資源の10% 資源の10%
Nootka Warchief (ヌートカ戦長 資源の6.67% 資源の6.67%
Minuteman (民兵 資源の 0% 資源の 0%
建物(以下の例外を除く) 資源の20% 資源の40%
Outpost (前哨)とBlockhouse (トーチカ 資源の14% 資源の28%
Barracks (戦士育成所)、Stable (騎兵育成所)、Artillery Depot(大砲鋳物工場) 資源の10% 資源の20%
Town Center (町の中心 資源の 0% 資源の40%
Wall (防壁)、Gate ( 資源の 0% 資源の 0%

なお、これらは、そのユニットの基本コストで計算され、カードやテクノロジーによってユニットのコストが減った場合でも、経験値に影響は与えないようです。 また、カードで送られてくるユニットや建物はそれぞれ独自のEXPが設定されています。

コストを減らすテクノロジー(カード)について    

建物、ユニット、テクノロジーのコストを軽減するテクノロジーやカードは、研究途中に作成を開始したものに対して効果を発揮しない点に注意が必要です。 例えば、Trading Post (交易所)のコストが半額になるカードを使用し、研究が完了する前に木250を消費してTrading Post (交易所)を 建てはじめ、建物が完成するまえに研究が完了したとしても、木125が戻ってくるようなことはありません。

テクノロジーの効果の計算順序について    

ユニットや建物の能力値に影響を及ぼすテクノロジーの効果には以下の種類があります。なお、設定された値をxとします。

タイプ名 優先順位 効果
Percent 基本値をx%に変更する
Assign 基本値をxにする
BasePercent 能力値を基本値*x%だけ増やす
Absolute 能力値をxだけ増やす


計算は優先順位の数字が小さいものから先におこなわれます。ほとんどの場合はBasePercentのみ設定されているのであまり優先順位を気にする必要はありませんが、 PercentとAssignの優先順位がどうやら同じであるため、以下のテクノロジー(他にもあるかもしれません)は、研究する順番に注意する必要があります。 Comanche Trade Language (コマンチ族の交易語)→Mercenary Loyalty (傭兵の忠義)の順で研究すると金のコストの基本値が 90%になったあと、特定の値に設定されるため、傭兵を呼ぶコストに関しては90%の効果が消えてしまいます。

Mercenary Loyalty (傭兵の忠義)→Comanche Trade Language (コマンチ族の交易語)の順で研究すると、金のコストの基本値が軽減されたあと、基本値が90%になります。

なお、Mosque Construction (モスク建設)の場合も同様です。

なお、傭兵のコストを0にするWallenstein's Contracts (ワレンシュタインの契約)とMercenary Loyalty (傭兵の忠義)を両方研究した場合は、 その順番にかかわらずコストは0になるようです。複数の値をAssignで設定した場合は小さいほうの値が採用されるのではないかと推測できます。

交易のテクノロジーについて    

交易所で研究できる、交易の効率を上げるテクノロジーは、研究が終わった瞬間、交易の馬車(や電車)が消え、交易路のスタート地点から出現するという性質があることがわかりました。 この性質を利用して、交易路の入り口付近にある交易所で以下の方法で2回立て続けに交易の効果を得ることができることがわかりましたのでやり方を紹介します。 これで、計算がうまくいっていれば、目的の交易所に馬車が到着した約5秒後に研究が完成し、交易路のスタート地点から新しい馬車が現れてすぐに目的の交易所に到達します。

とまあ、理屈はこの通りなんですが、実は私これやったことがありません。アップするころは忙しすぎて交易所に馬車が到着する時間とか計算してるひまないですから・・・ まあ、操作量に自信がある人で交易が好きな人はチャレンジしてみるのもいいんじゃないでしょうか。

ユニットを0秒で作成する方法について    

歩兵と騎兵に関してはさまざまな方法で作成時間を減らすことができますが、その効果の累積が-100%を超えた場合、 対象となるユニットは0秒で作成できるようになります(作成ボタンをクリックした瞬間に作成される)。 ロシアの歩兵(Grenadier (擲弾兵)を除く)はカードと教会のテクノロジーだけで自力でこれを達成でき、他の文明は一部の原住民のテクノロジーを 研究することで、-100%に出来るようです。 なお、効果の累積を-100%より多くしても0秒で作成できるだけで、他に効果は無いようです。

更新履歴  

2006/8/2 昔のパッチでドイツが自力で0秒で騎兵を作成できなくなったことが反映されていなかった点を訂正
2006/4/14 自動攻撃範囲についてを追加
2006/3/1 パッチ1.05にあわせて内容を更新
2006/2/27 細かい部分でいろいろデータが間違っていたのを訂正
更新履歴を追加
2005/12/17 最新の日本語に対応。また、ユニットなどにデータ表へのリンクをはった。
2005/12/12 データ完成
2005/12/11 いろいろデータを追加
2005/12/4 公開開始(歩兵のみ)

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